【あのまとぺ】
うまれたての赤ちゃんは、見て、ふれて、感じて…の体験をくり返して、 こころとからだが成長していきます。『あのまとぺ』は、石ころや木の枝のような自然界にある原初的な形をモチーフにして、素材は人の肌に次いで心地よいとされる木を、そのまま使いました。日本の広葉樹だけを素材に「音」と「動き」を加え、赤ちゃんがひとり遊びしたり、 おとなと一緒に遊んだりしながら、 五感を育むファーストトイです。
※『あのまとぺ』の由来
“ゆらゆら”“ころんころん”といった擬態語を指す 「オノマトぺ」(onomatopée、仏語)に、万物のはじまりの象徴とされる音『あ』を頭文字にすえてシリーズ化しました。
グッドデザイン賞受賞
『あのまとぺ』シリーズは、財団法人日本産業デザイン振興会が主催する「2016年度グッドデザイン賞(Gマーク)」を受賞いたしました。(120))
【オークヴィレッジ(Oak Village)】
1974年の創業当初から、持続可能な循環型社会を目指し、「木」という再生可能資源によるモノ造りを続けています。
伝統工法である「木組み」の技術や木材に関する豊富な知見を活かし、家具から、おもちゃ、文具、漆器などの木工品から木造建築まで幅広く手掛けています。
[素材]
日本産無垢材を「適材適所」に活かす。
国土の約7割を森に覆われる日本のその森林資源を有効活用すべく、国産材を使うことにこだわり、環境と共にある暮らしを提案します。
多種多様な樹木が生育する日本において、私たちは特に広葉樹材を積極的に使用しています。 日本で育つ広葉樹は、多種多様かつ材としても緻密な良材が多く、それぞれに表情も豊か。生長が早く通直なスギやヒノキなどの針葉樹に対し、ナラやカバなどの広葉樹は、樹種の個性に合わせた製材、加工技術が高く求められる素材でもあります。
木目や色などの表情や強度など、それぞれの樹種の特徴を理解したうえで、身近にある森林資源を「適材適所」に余すことなく活用することを目指しています。
[技術]
飛騨の匠の技を駆使し、永く使い継がれるモノ造りを
無垢の木の持つ美しさと耐久性を最大限に引き出すため、日本の匠が受け継いできた「木組み」の技術を用いて、世代を超えて永く使い継がれるモノ造りを目指しています。
「木組み」には、木という素材の特性を理解し、用途に応じた工法を用いるため、高度な加工技術が必要不可欠です。
その工法は、日本人が昔から培ってきた伝統的なものですが、私たちはより進化させ、現代の家具や木工品の構造や用途に合った技術の開発をしています。
[デザイン]
木の魅力を最大限に引き出すために
デザインは造形的な美しさを追求するという面だけではなく、使い勝手や安全性はもちろんのこと、素材の持つ性質や雰囲気をどのようにかたちに反映させるかも大切な要素です。そのため、私たちはデザインにおいても「適材適所」の考えを反映させ、木の魅力を最大限に引き出しすことを心がけています。
例えば、日本で多く育つ広葉樹・カバの木を使用した「kabanoデスク」のシリーズ。堅くて緻密な木質だからこそ表現できるエッジ(稜線)を際立たせたデザインにしています。木のおもちゃ「あのまとぺ」では、石ころや木枝のような自然界にある原初的な形をモチーフに採り入れ、乳幼児期のお子さまが外の自然界とよりつながりやすくなるようなデザインを意識しています。
また、時代の動きに合わせたリニューアルを行いながら、デザインの面から木の魅力を高める工夫をしています。
- サイズ:幅9.5×奥行7×厚み3.5cm
- 五感を育むファーストトイです。「2016年度グッドデザイン賞(Gマーク)」を受賞
- ぐるぐる:赤ちゃんは、色々なものをさわって動かして、外の世界のふしぎや自分とのかかわりを見つけます。さわって ”ぐるぐる ”動かして ”からん ”、と響く木の音色が、新たな興味と発見を楽しくささえます。
- 国産天然木の無垢材を使用し、飛騨高山の工房で職人が一つ一つ丁寧に仕上げています。